パイロットの大半はCAと結婚する?

航空業界

こんにちは、リオです。突然ですが、皆さんは”パイロットの結婚相手”と聞くと、どんな人を思い浮かべますか?今回はそんな皆さんがあまり詳しく知らないであろう、航空業界の恋愛・結婚事情について2本立てで解説していきます。もう1本の記事は以下に載せておきますので、気になる方はチェックしてみてください。

はじめに

改めまして、”パイロットの結婚相手”と聞くと大半の方はCabin Attendant(以下CAという)を思い浮かべるのではないでしょうか。筆者も実際にパイロットとして働き始める前はそう思っていました。

では実際にパイロットとして働き始めてからはどうかというと、”意外とCAと結婚するパイロットは多くない”というのが、正直な印象です。特に20〜30代のパイロットでCAと結婚している人は少なく、逆に50〜60代のパイロットにはCAと結婚されている方が多い印象です。

ただ筆者の周辺を見てみても、20〜30代のパイロットでもCAと結婚している人もおり、全くいないというわけではありません。ここからはその実情やCAと結婚するための具体的な方法を解説していきます。

パイロットの結婚相手の割合

筆者の周辺では、パイロットのうち17%がCAと結婚しています。では、CAと結婚していない人はどういった人と結婚しているかというと、半数が社会人(地上研修時代も含む)になってから出会った人と結婚しています。また、残りの33%は学生時代からの恋人と結婚しています。

これは、現代になって出会い方に多様性が出てきているからではないかと筆者は考えております。一方で昔はスマートフォンが普及していなかったり、お見合いも一般的であったりと、現代とは少し実情が異なっていました。そんな中で結婚するとなると、職場恋愛や先輩パイロットからの紹介も多く、前述のように50〜60代のパイロットにはCAと結婚されている方が多いのでは無いでしょうか。

CAと結婚するまでの流れ

この記事を読んでいる方の中には、”自分がパイロットになれた暁には、なんとしてでもCAと結婚するぞ‼︎”と意気込んでいる方もいるかもしれませんので、CAとお付き合いして結婚するまでに大切なことをお伝えしていきたいと思います。

入社時期

入社してからCAとの接点を持てるか否かを左右する、非常に重要なポイントが入社時期です。というのも、CAと同期として入社するということが大切になるからです。最も有利になるのは4月です。4月はパイロットやCAも含め多種多様な職種の人と同期として入社する上に、その総数も他の月と比べると圧倒的に多くなるので、CAと知り合える確率も格段に上がります。自社養成として入社した場合、十中八九入社は4月なので問題はありません。

しかしどこかでライセンスを取って入社する場合には、4月以外に入社する可能性があります。そうすると、場合によっては同期にCAがいないこともあります。当然、4月以外に入社するCAもいますので4月以外に入社すると全く知り合えないということはありませんが、こればかりは入社してみないと分からないので、圧倒的に4月入社が有利ということに変わりはありません。

地上研修先

まず”地上研修”とは、パイロットとしての訓練に入る前に以下の理由から、地上スタッフとして研修を行うことを言います。

  • 社会人としての経験を積むため
  • 飛行機の運航および航空会社の運営には、パイロットだけでなく多種多様な職種が関わっていることを知るため

この研修先の部署がどこに配属されるかも重要になります。地上研修でCAと知り合うことはなかなかありません。知り合ったとしても訓練生の身分では相手にしてもらえないでしょう。

では何が重要かというと、地上研修先でCA以外の女性と知り合ってしまう可能性があるからです。当然CA以外にも良い人はたくさんいらっしゃるでしょうが、今回の主題であるCAと結婚するという目標からは外れてしまいます。特に旅客課などでグランドスタッフとして働く場合、周りに若く綺麗な女性が多いため、そこでCA以外の女性と出会ってしまい結婚する人も多いので注意が必要です。

航空会社

入社する航空会社も重要になります。社内のCAの数が圧倒的に多い、大手二社に入社することがCAと知り合う上で有利になることは言うまでもありません。では、仮に大手二社には入社できなかった場合には、パイロットとCAが比較的仲の良い会社に入社する方が良いです。そしてそれを知るためには、実際に働いている人に社内の雰囲気をたずねるのが一番有効なので、直近の先輩に聞くと良いです。

機長との関係性

いざパイロットになった後に、CAと知り合う一番の機会はパイロットとCAでの食事会です。食事会といってもそんなに大袈裟なものではなく、ステイ先で時間がある時にみんなで食事に行く程度のものです。

これも会社の雰囲気によって、よくみんなで食事に行く会社もあれば、あまり行かない会社もあります。ただ、いずれにせよ自分一人がCAと食事に行くことはほとんどありません。大抵の場合は機長と自分、そしてCAで行きます。つまり、機長に「今日、ご飯行きませんか?」と言えるような関係性になっていないといけません。というのも、航空業界にはCAとご飯に行くとパイロットが食事代を出すことがほとんどで、機長としても乗り気でなければ来てくれないからです。

まとめ

ここまで、パイロットとCAの結婚の実情やCAと知り合って結婚するまでの流れを解説してきました。

少しゴシップ的な記事ですので、エンタメ的に楽しんでいただければ幸いです。ただ、将来どうしてもCAと結婚したいと思ってこの記事を読んでる方にも、入社前から気をつけるべき事項を具体的に説明することもできたと思います。参考にしてみてください。これからも、航空業界に関する記事も更新していきますので、航空業界に興味がある方はぜひチェックしてみてください。

それでは、Good Day!!

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